猫と暮らしていると、「いつもと違う」という小さな変化に気づく瞬間があります。
いつもなら後ろをついて歩く子が、今日は静かに眠っている。
いつもなら甘えてくる子が、少し距離を取っている。
そんな小さな違和感は、飼い主にとっての大きな心配。
今回は、真夏の夜に我が家の猫・メロの様子がおかしくなった出来事について。
エアコンをつけていたから大丈夫だと思っていたこと。
一緒にいるからと安心していたこと。
でも、猫にとって日本の夏の暑さは、思っている以上に注意が必要なのかもしれません。
いつもと違う。メロの小さな変化に気づいた夜
いつもならついてくる甘えん坊のメロ
急に暑くなってきた7月。
ある日、メロの様子がどこかおかしい。
いつもなら、私のあとを追いかけて、
リビングに行けばリビングへ、寝室に行けば寝室へ。
嬉しそうに尻尾を立てながら、ずっとついてきてくれる。
話しかけると、高い声で「にゃぁ♪」と鳴く子なのに。
それなのに夜になるまで一日中、ずっとソファの布の上で眠っていた。
その日は、うだるような暑さで、ちょうど洗いたての布。
猫はよく、こういう場所に乗りたがるし、
気持ちよくて眠いだけなのかな、とそのときは思っていた。
でも。
夜になって起きてきたメロの様子は、やっぱりどこかおかしかった。
夜中に起きた異変。眠れない時間のはじまり
口をぺろぺろする仕草と、いつもと違う鳴き声
起きてきたメロは、
口のまわりをひたすらペロペロ、もごもごさせていた。
猫にとってその様子は、吐く前の予備動作。
きっと気持ちが悪いのだろうと、家族にも声をかけて、いつでも吐けるように見守っていた。
けれど、
一向に吐く気配がない。
それどころか、「うにゃうにゃ…」と、少しつらそうな声まであげている。
その日はずっと一緒にいて、ほとんど寝ていたのも見ている。
誤飲はないはずだった。
心配で背中をさすろうとすると、
いつもなら身体をすり寄せてくるのに、「シャア!」と威嚇して、机の下に隠れてしまった。
……これはまずい。
明日の朝、病院も考えないといけないかもしれない。
そこからは、眠れない夜のはじまりだった。
なにが原因かと必死に頭を悩ませ、
水皿を目の前に置いてみたり、
大好きなスープをそばに出してみたり。
幸い、スープは喜んで飲んでくれた。
それだけで、少しだけ安堵する。
それでも、くちゃくちゃと口を動かすしぐさはおさまらない。
少し寝ては起きて、うずくまる。
それを繰り返していたけれど、
トイレに自分で歩いて行き、また少し安心する。
安心と不安を行き来しながら、
夜はどんどん更けていった。
食欲はあるようだしトイレもするのならと、
いつものドライフードをそばに置いてみると、
真夜中の1時ごろ、ようやく食べ始めた。
そしてまたうとうとと眠り、
明け方の4時すぎに起きて、残りを食べて、また眠る。
……こうして、不安な夜が明けた。
朝を迎えて気づいた、夏の猫との暮らしで大切なこと
いつものメロが戻ってきてくれた朝
夜が明けて、また強い日差しがリビングに差し込むころ。
メロは、少しだるそうではあったけれど、
いつものようにぐっと背伸びをして、おもちゃに手を伸ばし、ひとりで遊び始めた。
昨日は威嚇をされてしまったこともあり、少しおそるおそる。
そっと頭を撫でると、喉をゴロゴロと鳴らしてくれた。
鳴き声も、いつも通りの少し高くて可愛らしい声。
朝起きてきた家族には、
「おはよう♪」といつもの鳴き声で挨拶をしながら、楽しそうに歩き回っていた。
よかった。
心の底から、そう思った。
こわかった。
一睡もできなかった夜だった。
エアコンをつけていても…
今回の原因は、おそらく軽い熱中症だったのではないかと思う。
エアコンはつけていたけれど、外はうだるような暑さ。
そして、洗いたてでまだ熱のこもった布の上、
カーテン越しではあれど日の光が注ぐ位置でぐっすり熟睡してしまっていた。
似たような症状で食道炎の可能性も考えたけれど、
一度も吐いていないこと、スープやドライフードをしっかり食べられていたことから、今回は違うのではないかなと。
「エアコンをつけているから大丈夫」
「ずっと一緒にいるから安心」
そう思っていたことが、少しだけ油断につながっていたのかもしれない。
洗いたてのシーツや布の上で気持ちよさそうに眠る猫の姿は、とてもかわいい。
でも、だからこそ。
これからは、もう少し、気をつけて愛猫のことを見てあげたい。
猫の小さな変化に気づける飼い主でいたい

猫は言葉で、
「暑いよ」
「気持ち悪いよ」
と伝えることができません。
だからこそ、いつもの姿を知っている飼い主だから気づける、小さな変化を大切にしていきたいと思います。
今回のように、すぐに病院へ行くことが難しい夜。
そんなときのためにも、普段から猫が口にしてくれるものをいくつか用意しておくと安心かもしれません。
メロはもともと、液体状のものが大好きな子です。
ヨーグルトやチュール、そして今回あげた「金のだし」のスープ部分。
中身の具材はパルとリズが喜んで食べるのですが、メロはなぜかスープだけが大好物。
今回も、食欲が落ちている中でスープを飲んでくれたことが、とても安心材料になりました。
もしもの時のためのひとつの備えとして、参考にしていただけたら嬉しいです。
ただ、猫の体調不良にはさまざまな原因があります。
いつもと違う様子が続く場合や、心配な症状がある場合は、早めに動物病院へ相談することも大切です。
今回の出来事を通して改めて感じたのは、
特別なことをするよりも、毎日の「いつも」を知っていることが、猫を守る大きな力になるということでした。
これからもメロ、パル、リズの小さな変化を見逃さないように。
一緒に過ごせる何気ない毎日を、大切にしていきたいと思います。
我が家で常備しているものはこちらです🐈
Amazon – いなば金のだしカップ
(特にスープ部分の香りが良いらしくお気に入り)







