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【喜ぶポイントその1】大きさ
猫の体重は、3kgから5kgが一般的な重さ。ふわふわの毛で身体が大きく見えやすいですが、お風呂に入れるとその小ささに驚く方も多いのではないでしょうか。
本能として猫は自分より小型のネズミや、小さな鳥をハンティングしながら生活してきました。おもちゃで遊ぶことはハンティングの延長である遊びなので、用意するおもちゃは「小さめのもの」が好まれやすい傾向にあります。
【喜ぶポイントその2】噛んだりくわえやすい素材
遊びはハンティングの延長線上。そういった理由から、おもちゃを噛んでどこかへ運んでいこうとする猫も多いんです。そのため猫がよく遊んでくれるおもちゃを探すなら、素材は噛みやすいものをチョイスしてあげることがポイント。
猫が好きそうなボールであっても、プラスチック製で噛めないサイズ感は苦手な傾向に。(例外として、猫砂でサッカーをしているような子なら気に入ってくれるかもしれません!)ボールタイプのおもちゃを選ぶなら、毛糸素材や布張りがしてあるタイプがおすすめですよ。
硬いプラスチックであっても棒状のようなタイプであれば、運んだり噛むことができるので好まれやすい傾向にあります。
【喜ぶポイントその3】カサカサ音
猫はカサカサするような音が大好き!我が家の猫は、買い物から帰ってきてビニール袋を放置していると、猫パンチをひたすら繰り返しカシャカシャ音を出していることがあります。虫の羽音に近い音に対してもとても反応する猫が多く、猫が喜ぶおもちゃ選びは、音は大切な要素といえるでしょう。
紐状のおもちゃや柔らかい猫じゃらしに反応してくれないときも、この方法を使えば遊んでくれるかもしれません。DIY方法はとっても簡単。遊んでくれないおもちゃの先端部分に、マジックテープ素材やビニールテープを巻きつけます。先端部分のテープ素材が床に触れるとカサカサとした特有の音が発生し、飛びつくように遊んでくれるかも♪ 剥がれて猫が誤飲しないように、気をつけてくださいね。
【喜ぶポイントその4】動く光
壁や天井に写った、スマホや鏡に反射する光を目で追いかけている子なら、光系のおもちゃを好む傾向にあります。
おすすめのおもちゃは、猫用のペンライトタイプ。飼い主がその場で座ったまま楽に遊ぶことができるので、猫が満足するまで遊んであげることができますよ。
またオーロラのように光るフィルム系おもちゃも、きらきらとした光が動くので喜んでくれるでしょう。
【喜ぶポイントその5】獲物のような動き
素材や大きさを選び抜いて、最後の重要な要素は動きです。猫じゃらしなら物かげに隠すようにして動かしてみたり、虫のように空を飛ばせてみたり、愛猫が喜ぶ動きを探してみましょう。
飼い主が忙しい時でも、不規則な獲物の動きをマネして自動で動いてくれるタイプのおもちゃもあります。
猫とコミュニケーションをとって好みを探る
どんなタイプのおもちゃが好きなのか、それぞれの猫に好みがあります。愛猫と遊びながらコミュニケーションをとって、お気に入りの傾向を探ってみましょう。
「うちの子あまり遊ばない子なのかな」と思っていても、実はおもちゃの好みが違ったのかも。また好きな傾向がつかめれば「おもちゃを買っても遊んでくれない」という出来事がぐんと減ります。
愛猫と飼い主、遊びというコミュニケーションをとりながら、これからも仲良く楽しく過ごせますように♪