映画「キャッツ」猫好きの現役猫飼いが偽りなしで口コミします。楽しめる人・絶対ダメな人!

映画キャッツのポストカード
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なちこ
こんにちニャ♪ 猫飼い主修行歴20数年、
人生の中心は猫である猫好きライターなちこです。

2020年1月24日に日本で公開された映画「CATS キャッツ」
人生の中心は猫で動いている猫好き人間としては見逃せない!というわけで、さっそく映画館で見てまいりました。

公式によって公開されていて誰でも知り得る部分には触れますが、
映画を見ないと分からないようなストーリーネタバレはなしで、
現役猫飼いの猫好き人間による映画「キャッツ」の評判、口コミを書かせていただきます。

特に「猫が好きだけど見ようか迷ってる人」参考になれば幸いです!

映画「キャッツ」はアナ雪の比ではない完全ミュージカル!

ミュージカルが好きかどうか

まず予告映像から見ても分かるとおり、今回の映画キャッツは、歌がメインで進んでいくミュージカル形式です。ミュージカル映画でここ最近有名なものだと「アナと雪の女王」もミュージカル形式ですすんでいきますね!しかし今作の映画キャッツは、アナと雪の女王など比ではないほど音楽しかありません!!もう一度言いますよ、音楽しかありません!!!普通に喋るような、台詞は片手で数えるほどしかない記憶です。この部分を受け入れられるかどうかが、まず第一の関門です。

私は字幕でオリジナル・キャストの歌声で鑑賞してきましたが、その肝心の歌の部分については、とてもよかったです。主人公ヴィクトリアの歌声は子猫の役ということもあってか、可憐に透き通るような声をしていてとても際立って感じました。そしてジェニファー・ハドソンが演じる孤独な猫のグリザベラ。上にリンク貼ったYouTube動画でも流れている曲ですが、映画中に流れた時はとても感動しました。涙腺、感情に訴えかけてくる力強くも切ない歌声は、文字通り心が動かされます。歌で感動できるタイプの人はハンカチ用意必須。

ストーリーは感じて

ミュージカル映画としてすすむ、という部分からもある程度伝わるかと思いますが、親切丁寧なストーリー説明ももちろんありません。唐突に歌がはじまって、歌が切り替わるタイミングでストーリーが進んでいきます。時にはジャズやタップダンスで陽気におしゃれに表現し、時にはバレエで繊細で切ない表現を。曲調やダンスによって登場する猫の性格が表現され、歌詞により猫たちの生きてきた過去も知るのです。

アーティスティックな表現や雰囲気重視でも楽しめる人にはツボにはいる演出ですが、分かりやすい娯楽作品を求める人には今作の映画「キャッツ」は不向きかと思います。

映画「キャッツ」これに当てはまったら絶対見てはいけない!

人間そのままに猫の毛

まず最初のキャッツ予告見たら分かるとおりで、人間そのままに猫の毛を生やしたような見た目をしています。この状態でモダンバレエのように前衛的なダンスを、ぬるぬるクネックネ踊られるので、見た目の段階で受け入れられない人は最後まで無理な為やめたほうが懸命です。キャッツ達のぬるぬるした動き自体は途中ですぐ見慣れると思いますが、この獣人化が耐えられない人は、踊りの効果で更に受け入れられない具合が跳ね上がること間違いなしでしょう。

ゴキブリが嫌いな人

そしてこれ!今上に貼った映画キャッツの予告にも実はチラっと映ってるのですが、映画の中にはゴキブリさんが登場します。動画見ても一瞬なので気づかなかったかと思いますが、1:08秒あたりのケーキのシーンです。劇団のキャッツのほうにもゴキブリさんは登場するらしいので、忠実といえば忠実なのかも…。映画のキャッツでは、主役のキャッツたちよりも遥かに小さい人間が、チャバネ系のゴキブリさんの格好で行進しておられます。羽の感じがなかなかにリアル…。まず苦手な人はここだけでも結構つらいのですけど、野性味溢れる猫とゴキブリが遭遇したら現実においてもどうなるか、、、想像に任せます。

ちなみに私は大の虫嫌いなため、しばらく目線をどこに置いたらいいものか彷徨いましたwただ現実において私は猫を飼っているので、ゴキブリさんと猫が遭遇したら、、こうなるよね。うん。。とある程度受け入れられたのもありなんとかなりました。ちなみにどうなるか想像できていない人は、トラウマになるかもなのでやめたほうがいいです。見た目かわいい猫ちゃんでも、現実にゴキさんと出会ったらその行動にでる子は多いでしょう。しかし1曲分ほどで終わるシーンなので、曲が終わるまで視線を彷徨わせて耐えることは可能です。

捨て猫の話が苦手な人

猫好きな人が陥りそうな罠がこれです。「猫たちが楽しそうに歌って踊るお話♪」なんて思って見に行くと初っ端のシーンがつらいかもしれません。公式の説明にある通り、主人公の猫ヴィクトリアは人間に捨てられた子猫。そもそもにこの描写がないとストーリーが始まらないのですが、猫好きな私にとっては、最初のシーンは心に絶大なダメージが入りました。ただくよくよ悲しむような描写はなく、あっさりと展開はしていきます。

映画「キャッツ」は猫らしい猫である

映画キャッツのポストカード

二足歩行で立ち上がって歌ったり踊ったり、魔法的な演出など現実にはあり得ないファンタジック表現も多い映画キャッツ。しかし実際に猫と暮らしている私から見ると、今作の映画「キャッツ」のキャッツ達の動きは、本物の猫らしい要素も多く取り入れられています。どんなに見た目お上品な猫だろうと大股開きでパッカーン♪と座っていたりもしますし、ゴミ箱に食べ物があるなら漁ったりイタズラだってもちろんするのです。

今作の映画キャッツが表現している猫は「可愛らしいキャラクターのような猫」ではなく、野性味溢れるリアルな猫。幻滅せずに受け入れられる人はより楽しめる作品です。

虫嫌いな私にとっては苦手な点はありますが、歌の素晴らしさ、ダンス表現の素晴らしさ、全体を通してとても楽しめる映画でした!

興味を持った方はぜひ一度見てみて下さい♪


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